現場船員さんの声

現場船員さんの声

【一等航海士(チーフオフィサー)】 佐々木 隆幸さん

佐々木 隆幸さん

朝は、水平線から太陽が昇り、夕方は水平線に沈む。そんなシーンは外洋の船でないと見ることができないでしょう。夜空には、多くの星を見ることができます。季節の星座の動きを見ていると、飽きないですね。

【三等航海士(サードオフィサー)】 里見 正臣さん

里見 正臣さん

あれは三宅島だったか神津島だったか。船員になって3年目、「さるびあ丸」に乗っていたときです。

入出港時には、船長に加え、当直の操舵手とエンジニアの3人が操船します。船長は艦橋(ブリッジ)最前部に立ち、船外に目をやります。だから計器類が目に入らない。

【機関長(チーフエンジニア)】 梅木 智尚さん

梅木 智尚さん

別の船に乗っていたとき、何度か事故を経験しました。こうした経験で学んだことは、ふだんから慎重かつ大胆に機械を動かすこと。慎重ばかりでは、いざというときエンジンの出力を維持できないからです。ふだんから慎重に整備しておれば、危険回避や脱出などで、いざというとき大胆に運転できますから。

【三等機関士(サードエンジニア)】 石橋 仁さん

石橋 仁さん

甲板の上の蛍光灯は、波や雨を受けてよく漏電するんです。機関室にいても、地絡灯という表示盤があるので、だいたい漏電の場所は分かる。地絡灯、そして分電盤と順を追って調べていくと、比較的簡単に漏電している場所を見つけられます。

【事務部司厨員】 中村 哲さん

中村 哲さん

夏場は、「さるびあ丸」は神津島航路に変わります。海水浴客などお客さまが多く、大変ですね。竹芝桟橋に泊まっている短時間ほどに、多数の毛布を片付けたり、ゴミを集めたり。ものすごく忙しいです。

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