体験乗船レポート

過去に開催されたイベントです。

2010年4月4日 太平洋フェリー体験乗船

4月4日、太平洋フェリーの「きたかみ」(1万3937総トン)で、「春休み伊勢湾体験クルーズ」を実施。小・中学生、保護者など492人が参加し、中部国際空港の沖合を折り返す約3時間のクルーズを楽しんだ。組合は船員職業のアピールと海事思想の普及と啓もうを図った。

愛知県名古屋市の名古屋港フェリーターミナルには親子連れのマイカーが続々と集合。午前10時30分、軽やかな足取りで乗船した。

午前10時45分からオープンスカイデッキで森本名古屋支部長の司会で乗船式が行われた。主催者を代表して中澤中央執行委員は「本日のクルーズを機会に将来、世界の海、日本の海を運航する船員になってほしい」と子どもたちに訴えた。

この後、来賓の中部運輸局・水谷一之海事振興部長らがあいさつ。水谷海事振興部長は「体験乗船で船の面白さを感じるとともに、風や海のにおいを感じてほしい。今日一日楽しんでください」と述べた。

運航者の太平洋フェリーの岩田裕行専務取締役は、クルーズの楽しみ方を紹介するとともに「乗組員との触れ合いの機会をつくってください」と述べた。「きたかみ」の近藤明彦船長はじめ幹部が紹介され、近藤船長が「春休みの良い思い出をつくってください」とあいさつした。記念撮影の後、3班に分かれて船内イベントに参加し、昼食などを取った。

船内イベントは乗組員などが先生になった手旗教室とロープワーク、パネル展示、船や海に関する講話(トークショー)とビデオ鑑賞が行われた。体験クルーズ終了前に後藤関西地方支部長が船内放送を通じて「一人でも多くの人が海への理解をしてほしい」と述べた。

参加者は小学生228人、中学生30人、保護者が234人の計492人だった。

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