体験乗船レポート

過去に開催されたイベントです。

2010年10月24日 次世代船員へのアプローチ タマゴっちたち400人の東京湾体験クルーズ

曇天の朝9時過ぎ、バスやマイカーから子供たちが飛び出してきて、東京湾フェリー久里浜港旅客ターミナルに続々と集まってくる。受付が始まると、ターミナル1階は参加者が蛇行を始め、子どもたちの元気な声が飛び交った。10時50分乗船開始、元気あふれる男女6人の子どもたちが、勢い余って走り出した。きっとこの子たちの中から、将来の船員をめざすタマゴっちが生まれそうだ。そんな気持ちにさせる一コマである。応募総数528人、この日の参加者は391人。内訳は小学生136人、中学生31人、保護者など224人だった。協力した東京湾フェリーの担当者は、「想像をはるかに超える反響で素晴らしい活動だ。継続開催により、必ずや将来の船員確保につながる」と話す。

久里浜―金谷を結ぶ東京湾横断航路は「かなや丸」含む3隻で運航する。この日は体験クルーズのために一隻が定期便から外れた。渡辺昌彦船長以下乗組員が各持ち場で子どもたちとの「ふれあい」を担う。支部執行部とボランティア学生が加わって奮闘が始まった

オープニングの司会を関東地方支部の近藤雅大執行部員㊧が担当。歓迎と主催者あいさつを述べた、右から渡辺昌彦船長、中澤政光中央執行委員、橋本則子会長、伊関功滋横須賀市会議員の4人。この日の主役は将来の船員タマゴっちたち。堅い話は抜きにして「大いに東京湾体験クルーズを楽しんでもらおう」との心意気を感じるセレモニーに仕上がった。

クルーズも終盤、イベントのトリは「お楽しみ大抽選会」。中澤中執が抽選箱の「整理番号票」の半券を探る。取り出した番号を読み上げるのは三島悦子さん。当たった人の「整理番号票」を確認するのは寺元敏光さんで、プレゼンテーターは伊関議員が務めた。景品は1等から5等まで全部で45本。抽選のたびに当選者の歓声があがり、落選者のため息が聞こえた。

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