大型カーフェリー交渉は各社と有効期限内解決に向け追い込み図る
外航交渉の妥結内容は、有効期間のほか次の通り。
①「航海日当協議会」を設置し、航海日当額ならびに非課税枠拡大への取り組みを含め協議する。
②海上ブロードバンドサービス導入船舶について
組合員の福利厚生の一環として、業務に支障のない範囲で、1日のうちの一定の時間帯において、船陸間通信の使用を乗組員に開放し、インターネットやEメールの無料使用を認める。
具体的に運用方法については、各社と組合担当支部が協議し決定する。
内航2団体は、次の通り。
①有効期間、②定年は55歳、暫定的に退職年齢は60歳(平成25年度実施)、③基本給のうち若年船員など3航・機士の職務給が最賃に抵触の場合、補正する。④在船当番手当、1船あたり2000円、⑤船長水先慰労金上限を月額66000円。
このほか、年間臨時手当は年間40割(前年比プラス2割)、「航海日当協議会」の設置、退職手当ならびに退職年金に関する継続協議などの確認書第2項について「退職手当・年金制度協議会」を開催し、改善に向け協議する。
全内航は、次の通り。
①有効期間、②船長水先慰労金の最高限度額を月額66000円。プッシャーは1回につき800円。(次年度以降毎年100円アップして平成30年以降は1800円に改定)③在船当番手当、1船あたり2000円、④家族呼び寄せ費の支給条件、乗船後2カ月経過を削除。
このほか、年間臨時手当は年間37.5割(前年比プラス1.7割)、「航海日当協議会」の設置、59歳以降退職までの退職慰労金は平成25年3月31日までに、改善に向け協議する。
また、船団申し入れの新賃金制度について、制度の実施を基本合意した。
写真は外航交渉妥結で握手する藤澤洋二組合長(中)と日本船主協会外航労務部会の五十嵐誠部会長、左端は森田保己組合側交渉委員長(国際局長)