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2019年10月25日NEW

南紀白浜 海から学ぼう体験乗船

南紀白浜 海から学ぼう体験乗船

―和歌山県白浜町立白浜第一小学校・白浜第二小学校の児童が参加

海に親しむ有意義な時間を楽しむ

 

秋も深まる10月21日、和歌山県白浜町の白浜海底観光船のグラスボート乗り場で、「海から学ぼう体験乗船」の学習会を開催し、地元の白浜町立白浜第一小学校と白浜第二小学校の6年生41人が参加した。この学習会は今回が3回目となり、児童たちは、グラスボート「せと」に乗船し、円月島付近の海中を泳ぐ魚の姿を観察したり、船員が船の仕事で使うロープの結び方を学んだり、普段は触れることのない海や船の話を、現役の航海士と機関士の講話を通じて学んだ。また、学習会の最後には、グラスボート乗り場に隣接する「京都大学白浜水族館」に移動し、白浜の海に生息する魚を見学し、海に親しむ有意義な時間を過ごした。

 

 

和歌山県白浜町で3回目の開催となった「海から学ぼう体験乗船」は、地元の白浜町立白浜第一小学校と白浜第二小学校の6年生を対象に、体験学習を通じて海や船に親しんでもらおうと、本組合の大阪支部が企画、関西地方支部と管内各支部が中心となり実施した。
南紀白浜の名勝・円月島を目の前に望む白良浜で、午前9時に開会式が始まり、平岡英彦国内局長の主催者代表あいさつに続き、井澗(いたに)誠(まこと)白浜町長をはじめとする来賓各位にあいさつをいただいた。
続いて児童たちはグラスボート「せと」に乗船し、白浜のシンボルである円月島周辺の海底めぐりを楽しんだ。グラスボートは、船の底がガラスになっていて、海の世界を覗くことができる。華麗に泳ぐ魚の群れや、きらめくサンゴ礁にときめく児童たちの歓声が響いた。
児童全員がグラスボートを下船すると、2班に分けてロープワーク教室と現役航海士と機関士の講話による体験学習を行った。ロープワークでは、船の作業で基本となる「もやい結び」や「クラブヒッチ」を覚え、講話ではイラストを使った「船はなぜ浮かぶのか」「船のしくみ」など海や船に関する話が披露された。
体験学習後にはグラスボート乗り場に隣接する「京都大学白浜水族館」に移動し、白浜の海に生息する魚や展示されている標本などを見学した。
この水族館は京都大学が運営する臨海実験所の付属施設で、1930年に開館し、展示は第1水槽室「回遊魚とサメ」、第2水槽室「様々な無脊椎動物と群れ魚」、第3水槽室「マリンギャラリー」、第4水槽室「すみ場所別展示と魚類」の4つの展示コーナーがあり、子どもたちは約500種類の飼育水族を見学した。
また体験学習の復習を兼ねた「クイズ学んだことを答えよう」では、正解した子どもたちが笑顔で記念品を受け取り、最後に解散式が行われ学習会を終了した。

 

 

 

参加者全員で記念撮影

グラスボートで海底観察のようす

ロープワーク教室でロープの結び方を学ぶ

2019年09月05日

愛媛県八幡浜港で小学生が体験乗船

愛媛県八幡浜港で小学生が体験乗船
「えひめ」「あかつき丸」

 

「一日海員学校」で児童たちが船の勉強会

 

子どもたちに夏休みの思い出をプレゼント

 

 

8月27日、愛媛県・八幡浜港で、本組合主催の「一日海員学校」を開催し、愛媛県南予地方の小学生4年生から6年生の児童100人が、宇和島運輸のフェリーに乗船し、八幡浜港を出港、大分県の別府港まで往復した。この体験乗船では、操舵室や機関室の見学のほか、船の勉強会や海の生物の勉強会などが行われ、児童たちには、夏休みの思い出の1ページとなった

 

 

今回の「一日海員学校」は、次世代を担う子どもたちが海に親しみ、海に学び、海や船への関心をもってもらうことで、船や船員に魅力を抱き、将来的に一人でも多くの子どもたちに船員職業を志してもらいたいという本組合の活動の一環で、宇和島運輸株式会社所属のフェリー「えひめ」と「あかつき丸」で、実施された。
午前9時に開校式が始まると、田中伸一組合長代行から主催者あいさつが述べられ、その後、宇和島運輸株式会社の松岡正幸社長、宇和島海事事務所河井博文所長、大山政司八幡浜市議会議員それぞれから来賓あいさつが述べられた。続いて組合政治参与の山岡健一今治市議会議員と菅森実愛媛県議会議員が紹介された。

 

機関室を見学

開校式が終わると、ただちに全員が船内に移動し、出港前の「えひめ」の機関室を見学することができた。「えひめ」の乗組員から子どもたちに、船の心臓部ともいえるエンジンの仕組みなどが説明され、子どもたちからは「なぜ船は動くのか」「この装置は何のためにあるのか」など積極的な質問があり、初めて見る大きなエンジンルームに子どもたちの歓声が響き渡った。
機関室の見学が終わり、「えひめ」が大分県の別府港を目指し八幡浜港を出港すると、航海中の船内では「船の勉強会」と操舵室の見学が行われた。

 

船員の仕事を学ぶ

船の勉強会では、船の役割や船員の仕事についての説明が、プロジェクターを使って行われ、子どもたちは航海士や機関士の仕事を知らなかったため、学習を通じて、「こんな仕事があったとは知らなかった。もっと知りたい」といった声もあり、船員職業へ対する関心を示していた。

 

「うみたまご」を見学

「えひめ」が別府港に到着すると大分マリーンパレス水族館「うみたまご」に移動し、施設を見学し、海の生物の勉強会が行われた。勉強会では魚の習性の話など、子どもたちは普段見ることや知ることのできなかったことが楽しく学べ、たくさんのプログラムを通じて、海や船、船員の仕事を理解することができた。

 

検定ウルトラクイズ!!

別府港からの復路は「あかつき丸」に乗船し、「班☆対抗!!船の検定ウルトラクイズ」が行われ、班対抗で船などに関する4択クイズに挑戦、班ごとに話し合い、船の勉強会などで学んだことを活かし、クイズに回答して、大いに盛り上がった。
閉校式では本組合の佐藤宗昭愛媛支部長と八幡浜市立江戸岡小学校の菊池正教頭先生からあいさつが述べられた。続いて体験学習の感想アンケートが読み上げられ「一日を通して船の仕組みや仕事を知ることができた。とても楽しいプログラムが多く、最高だったのでまた参加したい。将来は船員になりたい」と、子どもたちにとって、夏休みの貴重な思い出の一日となって、「一日海員学校」は終了した。

 

 

 

全員で記念撮影

機関室見学のようす

操舵室見学のようす

水族館を見学

海の生物の勉強会

船の検定ウルトラクイズ

「えひめ」

「あかつき丸」

2019年05月25日

第49回戦没・殉職船員追悼式

第49回戦没・殉職船員追悼式

 

5月15日 神奈川県立観音崎公園・戦没船員の碑

 

海に眠る戦没・殉職船員の御霊の前で恒久の平和と安全を誓う

 

安らかにねむれ わが友よ
波静かなれ とこしえに

 

 

晴天に恵まれた5月15日、神奈川県横須賀市の観音崎公園内の「戦没船員の碑」前で、日本殉職船員顕彰会(朝倉次郎会長)主催の第49回戦没・殉職船員追悼式がしめやかに執り行われた。戦没船員の碑には、先の大戦で犠牲となった戦没船員6万643人と、海難などにより殉職された船員2千971人の尊い御霊が眠っている。

 

今年で「戦没船員の碑」建立から49周年となるこの追悼式に、戦没船員の遺族や海事関係者ら500人が参列した。本組合からは森田保己組合長をはじめ多数の執行部と職場委員が、また全国海友婦人会から酒井智代子会長が参列し、海で戦没・殉職した船員の鎮魂と平和を祈った。
午前11時から始められた追悼式は、日本殉職船員顕彰会の岡本永興常務理事の進行で、国歌斉唱に続き、戦没船員と殉職船員の名簿が奉安され、「安らかにねむれ わが友よ 波静かなれ とこしえに」と刻まれた碑文石の前で1分間の黙とうを捧げた。

 

海洋国家日本の平和と安全を誓う

主催者を代表して、朝倉会長は「熾烈を極めた先の大戦において、祖国を思い、家族を案じつつ、戦禍に斃れた舟人、海難などにより殉職された舟人、いまその御前にあって、御霊安らかなれと、心よりお祈り申し上げます。終戦から74年、幾多の困難を克服し、海洋国家日本としての、今日の平和と繁栄が、志半ばで海に散った戦没船員と、わが国の復興を支えた、海運・水産業で、不幸にしてその職に殉じられた船員の尊い犠牲のうえに築かれたものであることを、私たちは決して忘れてはなりません。衷心より敬意と感謝の念を捧げます」と式辞を述べた。続いて安倍晋三内閣総理大臣の追悼の辞が代読された後、海上自衛隊横須賀音楽隊による「鎮魂曲」の奏楽の中、参列者全員が白菊を献花した。最後に特設ステージで、能楽「海霊」が奉納された。

 

 

 

献花し祈りを捧げる森田保己組合長と
酒井智代子全国海友婦人会会長

戦没船員の碑の前で黙とう

能楽「海霊」の奉納

戦没船員の碑(祭壇)全景

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